「ひつじ」を数えても眠れない!

眠れないときは「羊が1匹、羊が2匹……」と数えると早く眠れると言いますが本当なのでしょうか?そんな実験を真面目な論文として発表したした大学が読売新聞に掲載されていました。

広島国際大学臨床心理学科の教授が、大学生をつかって以下のような実験をしたそうです。眠くない状態の大学生14人を日中に眠るよう指示をします。ある学生には、羊を数えてもらいました。ある学生には、鼻から吸って口から吐くという腹式呼吸を繰り返させました。その結果、まどろんだ際に出る脳波が表れるまでの平均時間は、羊を数えた学生は14分24秒。
それに対し、腹式呼吸は9分32秒。

つまり、羊を数えても早く眠れなかったのです。しかも、実験を行った20分の間に本当に眠ってしまった学生は、羊を数えた場合の5人に対して腹式呼吸は9人と約2倍だったそうです。

この結果を踏まえて、実験を行った教授が以下のようなコメントをしています。

「英語なら、“シープ”(羊)という発音を繰り返せば自然に腹式呼吸になることもあるが、日本語の“ひつじ”だとそうはならない。これが実験結果に反映されているのではないか。」

冗談みたいなコメントに、改めて教授の名前を読み返してみると、そこには大学時代の恩師の名前が書いてありました。確かに、いつも冗談みたいに大マジメな話をする先生でした。変わらぬ恩師を懐かしく想いつつ、寝る前には「シープ」を数えてみます。

院長 古川 聖