最高齢の患者さん

先日、最高齢の患者さん記録が更新されました。静岡から来られた女性で、御年96歳(大正10年生まれ)です。この方は6年前に一度来院されたことがあったのですが、今回はこちらに1週間滞在されるとのことで、この期間中に計3回の治療を受けられました。

6年前と比べて背中はずいぶんと丸くなっていました。お年寄りで背中が丸い方が多いのは胸椎の圧迫骨折が原因です。骨の形が変わってしまっているので、これを治すことはできません。しかし、症状の原因は関節の動きの減少によるものですので、骨密度の低下に注意しながら治療を行えば改善されます。骨には外力に対して強い方向と弱い方向があります。骨に負担がかかることがない治療で、首から背中、腰と骨盤の調整を行いました。

3回目の治療後には上体がずいぶんと起こせるようになり、目も大きく開くようになりました。上体が起こせるようになったのは背骨の動きがついたことが関係し、目が開く(まぶたが挙がる)ようになったのは背骨を介して神経機能の回復がみられたからです。

「カイロプラクティック治療は荒っぽい・・・だから高齢者や子供には向かない」と勘違いしている方は多いです。しかし、このように超高齢者でも安全かつ効果的な治療を行うことが出来るのです。

来年また来られるとのことでしたので、引き続き治療をするお約束をしました。

院長 古川 聖