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妊娠中の背骨と骨盤について

更新日:7月12日


女性の骨盤の特徴

女性の骨盤は男性の骨盤と比べてとても特徴的です。受け皿のような形をしつつ、下部は大きく広がっています。人間の体でここまで男女の違いがある骨はありません。

違いの理由は、女性は『出産』することができるからです。女性の体は妊娠・出産の変化にきちんと対応できるようにできているのです。


妊娠中の腰の変化

少し想像してみてください。


立っているとボーリングの球を渡されました。

あなたは肘を伸ばした状態で受け取りました。

このときのあなたの背骨はどうなっているでしょう。


重いボーリングの球を落とさないよう腰をのけぞってバランスを取っていませんか?


妊婦さんの腰でもこれと同じようなことが起きています。

週数とともに赤ちゃんが大きくなるとどんどんお腹が前に出てきます。

普通の姿勢だと前に倒れてしまうので腰を反らせることでバランスを取ります。


実は腰の骨(腰椎)はもともと少しだけ反っていますが、女性の方が男性よりさらに反りやすくなっており、妊娠中の反り腰にも耐えられるようにできているのです。


女性の体は妊娠中でもしっかり体を支えられるように骨格自体が進化しているのです。


骨盤のズレやゆがみによる妊婦さんへの影響

赤ちゃんの受け皿として支えるべき骨盤がゆがんでいたり、反ることでバランスを取るはずだった腰椎がズレていたりすると・・・お腹が大きくなるにつれて、腰痛や恥骨痛、股関節や膝の痛みが出てきます。


妊娠は病気ではありません。もともと正常な腰や骨盤であれば、妊婦さんが腰痛などで悩むことはないのです。


カイロプラクティックは腰椎や骨盤のゆがみを治すことで、妊娠中によくみられる症状を改善させることができます。しかも、薬などを一切使わないWHOにも認められている代替医療なのですから、妊婦さんには最適な治療法だと言えるでしょう。

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